トレンドラインの引き方をマスターすれば、FXトレードは迷わない

FXトレードで欠かせないのが、トレード戦略を決めるための、自分なりの方法論、

今回は、トレンドラインを中心に、FXトレード手法を紹介していきたいと思います。

トレンドラインとトレード戦略


私が、FXをするとき、まず最初にすることは、今日のトレードは、どういう戦略で売買するか、これを決めることです。

チャートを開く、いくつかの通貨ペアの値動きをチェックして、そして、トレンドラインを引いてみる、

こういう作業をしながら、今日のトレード戦略を、明確に決めることによって、トレードの最中に迷いや雑念が入りにくくなります。

もちろん、100%相場を予測することは不可能なので、負けることもあります。

ただ、FXは一発勝負ではありません、負けるときもあれば、勝つときもある、そして、最終的に、長く続けながら資金を増やせれば、それは「勝ち」なんです。

そのためには、トレード戦略を立てて、強い意思をもって、エントリーすることが、とても大切、

そして、その第一歩が、トレンドラインを引くことです。

トレンドラインの引き方

さっそく、トレンドラインを引いてみましょう。

引き方は簡単です、直近の高値(安値)を結んで線を引くだけ、シンプルでしょ?

FXトレード手法 トレンドライン

上のチャートは、ドル円の日足(2016年9月21日)、高値を結ぶと、じょじょに下がってきてる相場だというのが分かりますね。

じゃあ、下の安値も結んでみてください。

明確な下降トレンドだと、安値も右下がりになっているんですが、この相場だと、そうではありませんね。

下値も、ほんの少しずつではありますが、じょじょに上がってます。

上のトレンドラインをレジスタンスライン、下のトレンドラインをサポートラインと言ったりしますが、

レジスタンスは「抵抗」、サポートは「支える」といった意味で、ここのライン上では、値動きが止められることが多いのです。

トレンドラインを使った、最もシンプルなトレード手法は、トレンドラインをバックに売ったり買ったり、これは非常に分かりやすいですね。

私の場合は、トレンドラインをもとに、指値注文を出しておいて、もし値動きが、ライン上にきたら、自動で売買が成立するようにしています。

値動きが、ここまで来ないと、売買は成立しないので、注文が流れてしまうことも多いのですが、上手く引っかかってくれたときは、けっこうお宝ポジションになります。

ツールを取り入れてトレード精度をあげる


FXのトレード戦略をたてるにあたり、トレンドラインを引いてみました。

でも、トレンドラインだけでは、まだまだ不安が残ります、テクニカルツールを取り入れて、精度を上げることによって、自分のトレード戦略を、より明確にしていきましょう。

この作業をすることで、自分の読みに自信が持てるようになり、強い意思をもって、相場に向き合えるようになります。

この「自信」って、ほんとうに大事ですよ、これがないと、ちょっとの値動きに惑わされて、資金を削られます、

私もFX初心者の頃は、流れに飛び乗って、でも、途中で自信がなくなって、やっぱり逆のポジションとって、なんて、やってましたね、だめトレードの典型でした^^;

一目均衡表

私がトレード戦略をたてるときに、よく使うツールの1つが、一目均衡表です。

FXトレード手法 トレンドライン

上と同じドル円の日足チャート、値動きの上の方に、ピンクのもやもやがしたものがありますね。

このもやもやは、一目均衡表の「雲」と呼ばれるものです。

一目均衡表は、けっこう複雑で、見方が難しいのですが、この雲だけ理解してれば、まあOKです、というか、私も、雲しか見ません^^;

この雲が、値動きの上にある時は、これに上昇の勢いが抑えられ、なかなか、上昇しにくく、逆に、雲が下にあるときは、雲に支えられて、下がりにくい、

雲のモヤモヤに、抑えられたり、支えられたり、という感じで、視覚的にイメージしましょう。

このチャートだと、雲が上にかかっているので、下降トレンド、こういう相場では、「売り」から入る戦略をたてるのが賢明です。

ちなみに、こちらの一目均衡表は、短い時間足だと、あまり当てになりません、私は、日足か4時間足で、おおまかな傾向を見るときに使っています。

MACDの売買サイン

もう1つ、シンプルに使えて、FXトレーダーに人気のあるテクニカルツールがMACDです。

FXトレード手法 トレンドライン

同じくドル円の日足チャート、これの下の方に、赤と黄色のラインが、波のように、上がったり下がったりしていますね。

MACDが上向きのときは上昇、下向きのときは下降と、こちらもイメージ的に分かりやすいのですが、

このMACDが交差するとき、これは、このツールの売買サインで、上のチャートだと、売りサインが明確に出ていますね。

ちなみに、下から上に交差するときは、買いサインなのですが、上のMACDの数値をよく見ると、0.000より下で上下しています。

MACDが、0より下にあるときは、もっと大きな枠組みでは下降トレンドという意味なので、0より下で買いサインが出た場合は、どういう戦略でいくか注意が必要です。

買い戦略でも、あまりポジションを引っ張らずに利確したり、いつもよりトレード枚数を減らしたり、あるいは様子見をして、売りサインに転じるまで待ったり、という考え方が有効です。

0より上で、売りサインが出た場合も同じで、こちらも、単純に売りから入ればいいというわけではなく、注意深く、戦略を見極めましょう。

上で使ったチャートとテクニカルツールは、FXプライム by GMOの分析ツールを使っています。

口座は開けば、誰でも使えるツールで、おすすめですよ。

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実際の相場がどう動いたか


上のドル円のチャートでは、かなり明確に、売りのサインが出ていましたが、実際の相場は、どう動いたのでしょうか。

次の日のチャートを見てみましょう。

FXトレード手法 トレンドライン

下げてますね~

昨日の位置で、ドル円を1枚売っていたとしたら、1万4~5千円くらいの利益です。

ただ、このポジション、そろそろ利確した方がいいです、なぜなら、下のトレンドラインに、かなり接近してて、欲張らずにクローズすべき頃合いです。

こちらのチャートは、ドル円の1時間足、昨日の値動きを、より詳しく見てみましょう。

FXトレード手法 トレンドライン

上のピンクのラインは、日足でひいたトレンドラインです、見事に、ここで上値を抑えられてますね。

トレンドラインをバックに、指値注文を出しておけば、1枚売って2万円以上の利益でした。

このように、トレンドラインを引けば、値動きの節目を予想することができます。

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